ドラム式洗濯機の電気代は高い?縦型との料金比較や1か月・乾燥の目安を解説

家事の時短に欠かせないドラム式洗濯機ですが、乾燥機能を使うと電気代が高いのではないかと不安に感じる方も少なくありません。

結論として、ヒートポンプ式を選べば1回あたりのコストは意外と安く抑えられますが、使い方や契約プランには注意が必要です。

本記事では、1か月にかかる具体的な電気代の目安や縦型との比較、さらに電気代を抑えるための節約テクニックについて解説します。

正しい知識を身につけることで、コストを気にせず便利に使いこなす方法がわかります。

家計の負担を減らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

【結論】ドラム式洗濯機の電気代は1回約15〜30円が目安

ドラム式洗濯機、とくに乾燥機能を使用した場合の電気代は、多くの方がイメージするほど高額ではありません。

ここでは、1回あたりおよび1か月あたりの具体的な電気代の目安と、縦型洗濯機と比較した場合のコストパフォーマンス、さらには買い替えによる節約効果について解説します。

1回・1か月あたりの電気代シミュレーション

ドラム式洗濯機で洗濯から乾燥までおこなった場合の電気代は、乾燥方式によって大きく異なりますが、現在の主流であるヒートポンプ式であれば1回あたり約20円から40円程度です。

これは、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金目安単価31円/kWh(税込)をもとに試算した数値です。

一方、旧来のヒーター式の場合は消費電力が大きく、1回あたり50円から60円ほどかかるケースもあります。

毎日1回、1か月(30日)使用したと仮定した場合の電気代は次の通りです。

1か月あたりの電気代目安

  • ヒートポンプ式:約600円〜1,200円
  • ヒーター式:約1,500円〜1,800円

また、世帯人数や洗濯回数に応じた詳細なコスト目安は次の表を参考にしてください。

世帯タイプ別・電気代早見表

世帯タイプ洗濯回数(月)電気代目安(ヒートポンプ)電気代目安(ヒーター)
一人暮らし約30回(毎日)約600円〜1,200円約1,500円〜1,800円
2〜3人世帯約45回(1.5回/日)約900円〜1,800円約2,250円〜2,700円
4人以上世帯約60回(2回/日)約1,200円〜2,400円約3,000円〜3,600円
※目安単価31円/kWhで計算

具体的に解説します。

ヒートポンプ式であれば、毎日乾燥機能を使っても月額1,000円程度の可能性が高く、家事の時短効果を考えれば非常にコストパフォーマンスがよいといえるでしょう。

縦型洗濯機とのトータルコスト比較

縦型洗濯機は本体価格が安いというメリットがありますが、乾燥機能を使用する場合のランニングコストはドラム式の方が有利です。

縦型洗濯機の乾燥機能はヒーター式が主流であり、電気代が高くなりやすいためです。

また、ドラム式は少ない水でたたき洗いをする構造上、節水性能においても優れています。

数年間の使用を見据えた場合の違いは次の通りです。

ドラム式が有利なポイント

  • 乾燥時の低い消費電力
  • 毎回の水道代の節約効果
  • 衣類へのダメージ軽減

電気代と水道代を合わせたトータルコストで比較すると、使用頻度が高い家庭ほど、初期費用の差額を数年で回収できる可能性があります。

長期的な視点では、ドラム式洗濯機の方が経済的な選択となるケースが多いです。

最新モデルへの買い替えによる節約効果

10年以上前の古いドラム式洗濯機を使用している場合、最新モデルに買い替えることで電気代が大幅に安くなる可能性があります。

最新の機種はモーターの制御技術や断熱性能が向上しており、省エネ性能が格段に進化しているためです。

旧式の縦型モデルと最新のドラム式では、年間で数千円から1万円近く電気代に差が出ることもあります。

故障の予兆がある場合や、乾燥時間が長くなってきたと感じる場合は、ランニングコストの削減も兼ねて買い替えを検討するのも一つの方法です。

【仕組み】乾燥方式で電気代は3倍変わる?ヒートポンプとヒーターの違い

ドラム式洗濯機の電気代を左右する最大の要因は乾燥方式です。

主にヒートポンプ式とヒーター式の2種類があり、どちらを選ぶかによって日々の電気代に大きな差が生まれます。

ここでは、それぞれの仕組みとコストへの影響について解説します。

ヒートポンプ式の仕組みと電気代が安い理由

ヒートポンプ式は、エアコンの除湿機能と同じ原理を利用して衣類を乾かす仕組みです。

空気中の熱を効率よく集めて熱エネルギーとして利用するため、少ない電力で温風を作り出します。

また、65℃前後の低温風で乾燥させるため、衣類の縮みや傷みを抑えられるというメリットもあります。

この方式の特徴は次の通りです。

ヒートポンプ式の特徴

  • 効率的な熱交換による省エネ性
  • 衣類に優しい低温乾燥
  • 冷却水を使わない節水効果

パナソニックなどの主要メーカーの上位モデルでは標準的に採用されており、消費電力量はヒーター式の半分以下に抑えられることも珍しくありません。

初期費用は高くなりますが、頻繁に乾燥機能を使う家庭にとっては、電気代の安さで十分にメリットを享受できる仕組みです。

ヒーター式の仕組みと電気代が高くなる理由

ヒーター式は、ドライヤーのように電熱線で熱を発生させ、その高温の風を当てて衣類を乾かす方式です。

熱を作り出すために多くの電力を消費するため、ヒートポンプ式に比べて電気代が高くなる傾向があります。

また、乾燥時に発生する湿気を含んだ空気を冷やして除湿するために水道水を使う水冷除湿方式の場合、水道代も余分にかかります。

ヒーター式の注意点は次の通りです。

ヒーター式のデメリット

  • 電熱線による高い消費電力
  • 高温による衣類の傷みやすさ
  • 水冷式の場合の水道代増加

本体価格はヒートポンプ式よりも安価に設定されていることが多いですが、1回あたりの電気代が約3倍になることもあるため、毎日乾燥機能を使いたいと考えている方にはランニングコストの面で負担が大きくなる可能性があります。

【メーカー比較】パナソニック・東芝・シャープの省エネ性能

ドラム式洗濯機はメーカー各社が独自の省エネ技術を競っています。

ここでは、パナソニック、東芝、シャープの主要3社が提供する代表的なモデルの省エネ性能や特徴について解説します。

パナソニック「LXシリーズ」などのヒートポンプ性能

パナソニックのドラム式洗濯機LXシリーズなどは、優れた省エネ性能で知られています。

同社が採用するはやふわ乾燥ヒートポンプは、大風量でスピーディーに乾燥させることで運転時間を短縮し、結果として電気代を抑える設計になっています。

また、独自のAIエコナビ機能も特徴的です。

衣類の量や質、水温などをセンサーが検知し、自動で最適な運転パターンに調整することで、無駄な電力消費をカットします。

メーカーの仕様データを見ても、1回あたりの消費電力量は非常に低く抑えられており、家計に優しい設計といえるでしょう。

東芝・シャープの独自機能とコストパフォーマンス

東芝とシャープも、それぞれ独自の技術で省エネと洗浄力を両立させています。

東芝のTW-127Xシリーズは、ヒートポンプ除湿乾燥に加え、モーターの制御技術により効率的な運転を実現しています。

シャープは、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせたハイブリッド乾燥や、プラズマクラスターによる衣類ケア機能が特徴です。

各社のハイエンドモデルにおける電気代の差は年々縮まっており、どれを選んでも高い省エネ効果が期待できます。

カタログなどに記載されている定格洗濯乾燥時の消費電力量を比較することで、より具体的なコストの違いを確認できます。

【原因と対策】電気代が高いと感じた時のチェックリスト

最新のドラム式洗濯機を使っていても、使い方やメンテナンス不足によっては電気代が高くなってしまうことがあります。

ここでは、電気代が想定よりも高いと感じたときに確認すべきポイントと、具体的な対策について解説します。

フィルター掃除とメンテナンスの重要性

乾燥フィルターや排水フィルターの目詰まりは、乾燥効率を低下させる最大の原因です。

フィルターにホコリが溜まっていると、空気がスムーズに循環せず、乾燥までの時間が余計にかかってしまいます。

乾燥時間が10分、20分と延びれば、その分だけ無駄な電気代が発生することになります。

効率を維持するためのポイントは次の通りです。

メンテナンスのポイント

  • 乾燥フィルターの毎回掃除
  • 排水フィルターの定期的な確認
  • ドアパッキン周辺のホコリ除去

最近のモデルには自動掃除機能がついているものもありますが、それでも定期的な人の手によるお手入れは欠かせません。

メーカー推奨の頻度で掃除をおこなうことで、本来の省エネ性能を維持し、無駄なコストを削減できます。

詰め込みすぎや脱水設定の見直し

洗濯物を詰め込みすぎると、ドラム内で衣類がうまく広がらず、乾燥ムラが発生します。

生乾きを解消するために追加乾燥をおこなえば、当然その分の電気代がかかります。

また、乾燥運転に入る前の脱水設定も重要です。

水分を十分に飛ばしておくことで、乾燥時間を短縮できます。

運転時の工夫は次の通りです。

運転時の節約テクニック

  • 適正容量を守る
  • 脱水時間を長めに設定する
  • 省エネモードを活用する

とくに脱水時間を通常より1分長く設定するだけでも、乾燥時間を数分短縮できる場合があります。

洗濯物の量が多い時は2回に分けるか、乾燥にかける衣類のみを選別するなど、詰め込みすぎない工夫が節約につながります。

使う「時間帯」を変えるだけで電気代は下がる

電気代を節約するためには、洗濯機の性能や使い方だけでなく、いつ使うかという視点も重要です。

電力プランや市場の状況によって、電気代が安い時間帯は変化しています。

ここでは、時間帯を意識した新しい節約術について解説します。

「夜間=安い」は過去の常識?現在の電力事情

かつては深夜電力プランなどを利用し、夜間に洗濯機を回すのが節約の定石とされていました。

しかし、現在は燃料費調整額の高騰などにより、必ずしも夜間が安くないケースが増えています。

また、昼間の単価が割高に設定されているプランの場合、在宅ワークなどで日中に電気を使うと、トータルの電気代がかえって高くなるリスクもあります。

加えて、夜中に洗濯機を回すことは、集合住宅などでは騒音トラブルの原因にもなりかねません。

ライフスタイルや契約中のプランによっては、無理に夜洗濯をするメリットが薄れているのが現状です。

太陽光発電が豊富な「昼間」こそが最安の時間帯

近年、太陽光発電の普及により、晴れた昼間の時間帯に電力が余る現象が起きています。

これに伴い、日本卸電力取引所(JEPX)における電力の取引価格も、昼間に大きく下がる傾向が見られます。

条件によっては、電源料金が0.01円/kWhという底値になることも珍しくありません。

ドラム式洗濯機には予約(タイマー)機能がついているため、この昼間の安い時間帯に合わせて運転を完了させることは容易です。

外出中であっても、タイマーをセットしておけば、最も電気代が安い時間に自動で家事を済ませられます。

市場連動型プランを利用すれば、この昼間の安さを直接的に家計のメリットとして享受できます。

【おすすめ】ドラム式ユーザーに最適な「市場電力」という選択

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おすすめな方
  • 市場連動型を検討している方
  • 市場価格が安い時間帯に電気を使う方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約4,849 円
条件(例):Looopでんき スマートタイムONE(電灯)

市場電力に切り替えると…
年間の電気代:約1,360円お得!
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※消費税込み
※2024年4月時点
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

電気代を自分でコントロールできる!

電気代の安い昼間を有効活用したいドラム式ユーザーにとって、株式会社Qvouが提供する市場電力は非常に相性のよいサービスです。

ここでは、市場電力の特徴と、なぜドラム式洗濯機との組み合わせがおすすめなのかを解説します。

昼間の洗濯が実質タダ?市場電力の仕組み

市場電力は、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動して30分ごとに電源料金単価が変動する市場連動型プランです。

一般的な固定単価プランとは異なり、市場価格が安い時間帯に使えば使うほど、電気代を安く抑えられる仕組みになっています。

とくに太陽光発電の出力が増える春や秋の晴れた昼間には、電源料金単価が0.01円/kWh(別途託送料金等はかかります)になることもあります。

消費電力の大きいドラム式洗濯機の乾燥運転をこの時間帯に合わせることで、大幅なコスト削減が期待できます。

タイマー活用で賢く節約!ドラム式派に選ばれる理由

ドラム式洗濯機の終了時刻予約機能を活用すれば、市場電力のメリットを最大限に引き出せます。

たとえば、朝出かける前に、電気代が安くなりやすい昼の12時〜14時頃に洗濯が終わるよう予約しておくだけです。

これなら、日中家にいない共働き世帯でも、無理なく昼洗濯を実践できます。

生活リズムを大きく変えることなく、賢くコストだけを下げる新しい節約スタイルといえるでしょう。

【堅実派へ】時間を気にせず安くしたいなら「お得電力」も検討

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※解約事務手数料として3,300円(税込)が発生します

市場連動型プランは魅力的ですが、市場価格の高騰リスクが気になる方や、時間帯を気にせず好きなときに洗濯したいという方もいるでしょう。

そのような守りの節約を重視する方には、同じく株式会社Qvouが提供するお得電力が選択肢となります。

お得電力は、市場価格の変動に影響されない固定単価プランを提供しています。

大手電力会社の従量電灯プランと同様の仕組みでありながら、基本料金や電力量料金の単価が割安に設定されています。

そのため、いつ洗濯機を回しても、大手電力会社より電気代が安くなる可能性があります。

お得電力の特徴

  • 変わらない安心の固定単価
  • 大手より割安な料金設定
  • 時間帯を気にする必要がない

フィルター掃除を毎日頑張っても月数十円の節約ですが、電力会社を見直すだけで月500円〜1,000円以上の節約になることも珍しくありません。

まずは労力をかけずに下げる方法を検討しましょう。

市場価格をチェックするのは面倒、夜に乾燥まで終わらせて朝畳みたいというライフスタイルの家庭には、リスクがなく確実なメリットがあるお得電力が向いています。

ドラム式洗濯機の電気代に関するよくある質問

最後に、ドラム式洗濯機の電気代に関連してよく寄せられる疑問について解説します。

コインランドリーとの比較や、オール電化住宅での利用について、判断の参考にしてください。

コインランドリーと自宅のドラム式、どっちが得?

コストの面だけで比較すれば、自宅のドラム式洗濯機を使う方が圧倒的にお得です。

コインランドリーで洗濯から乾燥までおこなうと、1回あたり1,000円から1,500円程度かかりますが、自宅のヒートポンプ式ドラムなら数十円で済みます。

ただし、コインランドリーには大型のガス乾燥機ならではのパワーがあり、短時間でふわふわに仕上がる、布団などの大物が洗えるといったメリットがあります。

日常の衣類は自宅で洗い、特別なものや急ぎのときだけコインランドリーを利用するなど、目的によって使い分けるのが賢い方法です。

オール電化プランでも電気代は安くなる?

オール電化プランは夜間の電気代が安く設定されている反面、昼間の単価が割高になっているのが一般的です。

そのため、在宅時間が長く昼間に洗濯機を回すことが多い家庭では、かえって電気代が高くなってしまうリスクがあります。

自身のライフスタイルが夜中心なのか昼中心なのかを見極めることが重要です。

もし昼間に家電を使うことが多いなら、オール電化プランにこだわらず、市場電力のような時間帯によるメリットがあるプランや、一律で単価が安いお得電力への切り替えを検討してみるのもよいでしょう。

まとめ

本記事では、ドラム式洗濯機の電気代について解説しました。

ヒートポンプ式なら乾燥1回あたり約20円から40円と比較的安く、縦型よりもトータルコストで有利になる傾向があります。

さらにフィルター掃除や脱水設定の工夫に加え、市場連動型プランを活用して昼間に運転することで、大幅な節約も可能です。

家庭のライフスタイルに合わせて電力会社を見直すことは、最も効果的な節約手段の一つといえるでしょう。

まずは検針票を確認し、今の電気代がどれくらい安くなるかチェックしてみましょう。

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