TERASELでんきは、楽天ポイントなどが貯まる特典で注目される新電力サービスです。
しかし、電気代が高騰する市場連動型プランではないかと懸念する声も聞かれます。
結論として、TERASELでんきには市場連動型と固定型の両方が用意されており、プラン選びでリスクを回避できます。
本記事では、各プランの特徴や見分け方、リスクを抑える上限設定の仕組みについて解説します。
電気代の節約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
TERASELでんきは市場連動型と固定型を選べる

TERASELでんきには大きく分けて4つの料金プランが用意されており、そのすべてが市場価格に連動して料金が変動するわけではありません。
ユーザーは自身の生活スタイルやリスクへの考え方に合わせて、変動型と固定型のプランを自由に選択できます。
ここでは、各プランの特徴と見分け方、そしてリスクを抑えるための選び方について解説します。
TERASELでんきの4つのプランと市場連動型の見分け方
TERASELでんきのプランは、大きく通常プランと市場連動型プランの2種類に分類されます。
| プラン名 | タイプ | 市場連動※ | 特徴・おすすめな方 |
|---|---|---|---|
| TERASELプラン | 通常プラン | × | 【一人暮らし・使用量が少ない方】 使用量に応じて料金が決まる一般的なプラン。市場価格を気にせず安心して使いたい方向け |
| 超TERASELプラン | 通常プラン | × | 【ファミリー・使用量が多い方】 電気をたくさん使うほど割安になるプラン 家族世帯やペットがいる家庭におすすめ |
| TERASELマーケットプラン | 完全市場連動型 | ◎(変動あり) | 【安さを追求・工夫できる方】 30分ごとに単価が変動 安い時間帯(昼間など)に電気を使う工夫ができるなら最安を目指せる |
| TERASELマーケットあんしんプラン | 上限付き市場連動型 | ○(上限あり) | 【リスクを抑えたい方】 市場連動型だが単価に上限(36円/kWhなど)があるため高騰時でも青天井にならない安心設計 |
※出典:「料金プラン」たくさん使う方ほどお得 | 【TERASELでんき】
通常プランであるTERASELプランや超TERASELプランは、電気の使用量に応じて料金が決まる従来型の仕組みを採用しており、市場連動型ではありません。
一方、市場価格に大きく連動するのは「マーケットプラン」「マーケットあんしんプラン」の2つです。
見分け方は非常にシンプルで、プラン名にマーケットという言葉が含まれているかどうかが最大のポイントです。
市場価格の変動による影響を避けたい場合は、名前にマーケットがつかない通常プランを選ぶことで、安心して電気を利用できます。
リスクを抑えたいならマーケットあんしんプランか通常プラン
市場連動型の仕組みに興味はあるものの、高騰リスクが不安な方には、価格に上限が設定されたマーケットあんしんプランがおすすめです。
市場価格が安い時間帯のメリットを活かしつつ、極端な値上がりを防ぐことができます。
また、そもそも毎月の変動リスクを負いたくないという方は、通常プランを選ぶのが賢明です。
電気使用量が少ない単身者などはTERASELプラン、使用量が多いファミリー世帯などは超TERASELプランを選ぶことで、市場価格を気にせずお得に電気を使用できます。
【仕組み】やばいを防ぐ!マーケットあんしんプランの上限設定とは

市場連動型プランで最も懸念されるのは、市場価格の高騰により電気代が青天井に上がることです。
TERASELでんきのマーケットあんしんプランには、このリスクを回避するための安全装置が組み込まれています。
ここでは、その安心設計の仕組みと、完全な市場連動型プランとの違いについて具体的に解説します。
市場価格が高騰しても36円/kWhでストップする安心設計
マーケットあんしんプランの最大の特徴は、電源料金の単価に36円/kWh(税込)という上限が設けられている点です。
通常の市場連動型プランでは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格が高騰すると、それに比例して電気料金も際限なく上昇するリスクがあります。
しかし、あんしんプランであれば、市場価格がどれだけ上がっても適用される単価は上限値でストップします。
これにより、予期せぬ市場変動が起きた際でも、電気代の高騰リスクを抑えることが可能です。
完全な市場連動型(マーケットプラン)とのリスク比較
上限の有無が実際の支払額にどれほど影響するかについて、過去のデータを用いた比較結果があります。
電力市場価格が大きく高騰した2020年度の冬のケースで試算すると、上限のないマーケットプランに比べて、上限のあるマーケットあんしんプランの方が、1月のみで約22,470円も安くなるという結果が出ています。
平常時にはどちらのプランもメリットがありますが、有事の際に家計へのダメージを最小限に抑えられる機能があるかどうかが、両者の決定的な違いといえるでしょう。
【比較】他社の市場連動型プラン(楽天・Looop)との違い

TERASELでんき、楽天でんき、Looopでんきの3社を対象に、市場連動型プラン(または市場価格を反映する仕組み)の主要スペックを調査しました。
市場連動型は、日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して単価が変わるため、「安くなる仕組み」と「ポイント還元」が比較の肝となります。
| TERASELでんき | 楽天でんき | Looopでんき | |
|---|---|---|---|
| プラン名 | TERASELマーケットあんしんプラン | プランS / L(市場価格調整を導入) | スマートタイムONE |
| 基本料金 | 有料 | 無料 | 無料 |
| 市場連動の仕組み | 電源料金が市場連動(上限あり) | 市場価格調整項として料金に反映 | 電源料金が市場連動(上限なし) |
| ポイント還元 | 200円につき1pt | 200円につき1pt(楽天カード払いで+1pt) | なし |
| 契約特典 | 選べる特典(楽天pt、PayPay、Amazonギフト等) | 楽天ポイント進呈など | とくになし |
TERASELでんきの最大の特徴は、市場連動ながら価格高騰時の「上限」がある点です。
3社の違いをまとめると、次のようになります。
- TERASELでんき:リスクを抑えつつ、楽天pt等の選べる特典が欲しい方向け
- 楽天でんき:楽天経済圏の方向け
- Looopでんき:ポイント還元よりも、節約への即効性を求める方向け
「リスクをどこまで許容できるか」と「生活リズムを電気代に合わせられるか」の2軸で考えるとよいでしょう。
実際の口コミ・評判について
TERASELでんきを実際に利用している方の口コミを紹介します。
電気代の値引きがしゅごい…
— ルリ𓆟𓂃𓈒𓏸 (@RuriSalmon) January 13, 2023
ほぼ半額になりました💡
楽天でんき➡TERASELでんきに変更しました🥺 pic.twitter.com/OqiCY2KEdI
TERASELでんき、楽天ポイントが貯まるのが良い!
— SPM (@Super_Puck_M) April 27, 2024
楽天でんきからTERASELでんきに乗り換え。
— ハイト/haito (@haitolofi) December 9, 2023
もっと早く乗り換えるべきだった…。
口コミからは、楽天ポイントを維持しつつ、実際の支払額を大幅に抑えられたことへの満足度が伺えます。
楽天でんきからの乗り換え組が多いのは、ポイント還元というメリットを損なわずに、市場連動の懸念点である「高騰リスク」を上限設定でカバーできる安心感が決め手となっているようです。
固定費削減の実感とポイ活を両立したい層にとって、TERASELは非常にバランスのよい選択肢といえるでしょう。
【特典】TERASELでんきを選ぶメリットと選べる特典

TERASELでんきは料金プランの選択肢のみでなく、契約時や利用中に受け取れる特典も大きな魅力です。
ここでは、契約時に好きなものを選べるユニークな特典制度と、毎月の利用で貯まるポイント還元について紹介します。
契約時にAmazonギフトカードや楽天ポイントなどから好きな特典を選べる
TERASELでんきに新規で契約すると、6種類の特典の中から自身の好きなものを1つ選んで受け取ることができます。
特典のラインナップ
- 楽天ポイント 2,000ポイント
- PayPayポイント 2,000ポイント
- Amazonギフトカード 2,000円分
- Apple Gift Card 2,000円分
- StockPoint 2,000ポイント
- 電気料金の2%相当を寄付
自身のライフスタイルやよく利用するサービスに合わせて、最適な特典を選べる点が特徴です。
特典は利用開始から一定期間経過後に付与されます。
電気料金に応じて毎月楽天ポイントが貯まる
契約時の特典に加え、TERASELでんきを利用し続けることで、毎月の電気料金に応じて楽天ポイントが貯まります。
還元率は、対象となる電気料金200円(税込)につき1ポイントです。
毎月の支払いで自動的にポイントが蓄積されていくため、とくに楽天ユーザーにとっては、電気を使うだけでポイ活ができるメリットがあります。
貯まったポイントは普段の買い物などに利用でき、実質的な家計の節約につながります。
【比較】TERASELでんきがおすすめな人とプランの選び方

TERASELでんきには特徴の異なる複数のプランがあるため、自身の状況に合ったものを選ぶことが重要です。
ここでは、ライフスタイル別のおすすめプラン診断と、申し込み前に確認すべきシミュレーションの重要性について解説します。
あなたに合うプランはどれ?特徴別おすすめ診断
生活スタイルや電気の使い方によって、最適なプランは異なります。
おすすめプラン診断
| 診断結果 | 該当する方 |
|---|---|
| TERASELプラン | 一人暮らしや使用量が少ない方 |
| 超TERASELプラン | ファミリー世帯や使用量が多い方 |
| TERASELマーケットプラン | 電気を使う時間を工夫して節約したい方 |
| TERASELマーケットあんしんプラン | 市場価格で節約したいがリスクは抑えたい方 |
まずは自身の現在の電気使用状況を確認し、どのタイプに当てはまるかを判断することがプラン選びの第一歩です。
申し込み前に必ず料金シミュレーションを
どのプランが最もお得になるかは、実際の電気使用量や居住エリアによって大きく異なります。
そのため、契約前には必ず公式サイトで料金シミュレーションをおこないましょう。
シミュレーションを利用することで、現在の電力会社と比較して具体的にどれくらい安くなるかを確認できます。
とくに市場連動型プランを検討する場合は、リスクとリターンのバランスを事前に把握しておくことが大切です。
【選択肢】リスクを取ってでも最安を目指すなら「市場電力」という選択肢も
TERASELでんきは、リスクを抑えるあんしんプランや安定した通常プランなど、バランスの取れた選択肢を提供しています。
一方で、市場連動型の仕組みを深く理解し、ゲーム感覚で徹底的に安さを追求したいと考える方には、市場電力のようなサービスも選択肢の一つとなります。
市場電力は、市場価格が安い時間帯に電気を使うピークシフトを積極的におこなうことで、電力コストを最小限に抑えることを目指すサービスです。
リスクをコントロールしながら最大限の節約効果を狙いたい方は、こうした特化型のプランも検討してみるとよいでしょう。
TERASELでんき市場連動型に関するよくある質問

TERASELでんきや市場連動型プランについて、契約前に解消しておきたい疑問をまとめました。
よくある質問
- マーケットプランとあんしんプランの違い
- 解約金や違約金の有無
- 申し込み時の工事の有無
- 停電リスクの変化
ここでは、これらの質問について回答します。
Q. マーケットプランとあんしんプランの違いは何ですか?
両方とも市場連動型のプランですが、最大の違いは上限単価の有無です。
マーケットあんしんプランには、電源料金の単価に36円/kWh(税込)という上限が設けられており、価格高騰時のリスクを抑えられます。
ただし、あんしんプランの方が固定従量料金単価が1.1円/kWh高く設定されている点には注意が必要です。
Q. 解約金や違約金はかかりますか?
TERASELでんきでは、契約期間の縛りや解約金・違約金は原則として発生しません。
新電力を試してみたいけれど、もし合わなかったらどうしようと不安な方でも、気軽に申し込める点が大きなメリットです。
Q. 申し込みに工事は必要ですか?
原則として、申し込み時に工事は必要ありません。
ただし、自宅の電気メーターがスマートメーターではない場合に限り、交換工事が必要となります。
この交換工事は地域の電力会社(一般送配電事業者)によっておこなわれ、費用は原則無料です。
Q. 停電のリスクは増えますか?
TERASELでんきに切り替えても、電気はこれまで通り地域の電力会社の送電網から届けられるため、停電のリスクが変わることはありません。
電気の品質や安定性は従来と同じままで利用できます。
まとめ:TERASELでんきはプラン選びでリスク回避が可能

TERASELでんきは、すべてのプランがリスクの高い市場連動型というわけではありません。
自身のリスク許容度に合わせて、上限付きのあんしんプランや、安定した通常プランを選ぶことで、安心して電気代の節約に取り組めます。
また、楽天ポイントの還元や選べる特典など、料金以外のメリットも充実しています。
まずはシミュレーションをおこない、自身にとってどれくらいお得になるかを確認してみましょう。





